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今学期から日本語学科の専任になりました。
（因みに前学期は英語学科に所属）

そんで今「日本国家及び文学概論」っていう
割と危険な匂いのする講義を受け持ってます。

何と言っても、
使用テキストのタイトル、「日本」ですからね。
有難いことに表紙の半分はあろうかという
馬鹿デカイ文字で印刷されています（涙）。

テキスト　「日本」　↓↓↓
http://hw001.gate01.com/kh-omori/sub5.html

僕はいつも使用教材やらプリントやらを
クリアケースに入れて持ち歩くのだけど、
時々鋭い視線を感じたりするのは気のせいでしょうか。
「デューク東郷」並に背後を気にかける今日この頃。

講義の性質上、政治や歴史なんていう
割と危険極まりないナイーブなトピックも扱わなくてはならないし、
しかも不特定多数のナメた金持ちのガキ生徒達に教えるんだから、
なおさら慎重にならざるをえなくなる。

そもそも近代史なんて基本認識からして違ってたりする。
当然といえば当然なのかな。
かといって日本の過度な自虐史観なんて教える気もないし、
この国の諸々の「ご都合」も無視するわけにもいかない。
（なんてったって契約書にその旨明記されてますから）
そんな訳で特定のトピックを扱う際には割と神経質になってます。

が、
やつらにとっちゃ、そんな僕の心情などお構いなし。

今まで割らないよう大事に守ってきた「卵（タブー）」を
それは見事なまでにブチ破ってくれるばかりか、
ガンガン右寄り（てか真右）な意見を浴びせてくれ、
まさに公開レイプさながらに辱められる私。

ねぇ、君達に言っておきたい。
君達がどんな意見を持とうと構わない。
むしろ意見があるのは素晴らしいことだ。

でもさ・・・・

せめて少し

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